檸檬の変革
僕は1人書斎に居る間は誰も近づけなかった。

書斎に居る時間、僕は二十歳のあの日を
何回も繰り返していた。

夏がくる度彩華が突然消えた日。


僕の心の時間はあの日で止まったまま
外見だけ時を刻んでいる。


そんな日々を繰り返していた。
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