人生ゲーム
またこの夢を見た。

毎晩。毎晩。

顔が見えない人とこの事を話してる夢。

何回も見てる夢なのに『実はね』

の続きを見たことがない

謎過ぎる。

何回も見るなら続きを 見たいものだ。

まぁ

別にどうでもいいけど

「さて。準備するか」

まだベッドに入り目だけを開けていた俺は上半身だけ起こし呟いた。

「楓楽~起きなさ~い」

母さんの声だ。

僕は一階にいる母さんに向かって

「起きてるよ。母さん。」

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