家族ノ絆ヲモウ一度
そんな会話をしている時

「椿。」

緑涼が禮漸と一緒にリビングにやってきた。


「緑涼・・・」
「あれ?火燐なしてここに居るべや?」
「おなかが空いて・・・(泣)」


火燐が視線に入ってきた緑涼と禮漸は、泣きそうな火燐を見ると怒れなかった・・・。

「夜中にすいません。起こしちゃって・・・。」

「緑涼、禮漸・・・怒らないであげてほしいべや。みんなを驚かせようと思って・・・」

「誰が怒るって言ったべや?」


そういいながら椅子に座ると、禮漸と一緒にテーブルに置いていた饅頭を食べ始める。


「おいしいから、食べると止まらなくってね・・・(笑)」

「んだ。」

「よかった・・・(泣)」


そこから、真夜中の夜食会が始まった。

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