家族ノ絆ヲモウ一度
(リビング)


「椿~ちゃんと飯食ってっか?」

そういいながら緑涼さんが椅子に座る。


「はい。すごく美味しくて♪」
「そんだけ喜んでもらえると泣きそうだわ!嬉しくて。」


蓮流さんが、顔を赤くしながら喜んでいるのがはっきりわかった。






「これからどうすっべ・・・」





禮斬さんは、キセルを咥えながらそう言って溜め息を吐いている。


私には、その悩みの種が何なのかすぐわかった。




私と火燐さんと風燕さんの事だと・・・
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