家族ノ絆ヲモウ一度


「この家、野郎ばかりだから・・・なじみのないイベントだな(笑)」

禮漸はそういうとキセルを銜え、火をつける。



「ま、そうだな(笑)」

「もしかして、あれだべか?この時期に、正嗣がもって帰ってきてたお土産のお菓子のこと?」

「まさしくそれ!結局、正嗣さ~、一口だけ食べて後どうぞって感じだったあれだ。」

「あれか~♪椿ちゃんどんなのくれるんだろう(喜)」

風燕と火燐はそんなトークで盛り上がっていた・・・。


その横で・・・



「椿に・・・好きな人・・・」

「だ・・・大丈夫?緑涼さん?」



緑涼だけが、みんなと間逆の気持ちが浮かんでしまっていた・・・。



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