家族ノ絆ヲモウ一度
(キッチン)

「はい、完成!」
「うわ~!!稲荷寿司だべ!!」

椿はありあわせの食材を具にして稲荷寿司をたくさん作った。
そのうち数個を火燐の夜食、残りはおつまみということに・・・。

「お味どうですか?」
「うまい!うまいべ!最高!」

火燐の口に合っていたようで、速いペースでたべ進められていく・・・。

「よかった・・・。」


あっという間に火燐のおなかの中に稲荷寿司は消えていきました・・・。

「椿ちゃん、ありがとう。」
「いえいえ。あ、早くお部屋に戻らないとまた緑涼さんに怒られますよ。」
「は~い♪じゃ、おやすみ~。」

火燐は、蓮流の部屋に帰っていった。


「じゃ、これは緑涼さん達に・・・」

椿は、冷蔵庫の周辺の残骸を掃除して緑涼の部屋に向かった・・・。
< 84 / 675 >

この作品をシェア

pagetop