Cotton Candy【ベリカ限定】
それから、屋上に向かった。


教室とは違って、廊下は熱がこもって蒸し暑い。


心地悪い空気が体に纏わり付くのが欝陶しくて、屋上まで足早に歩いた。


いつものように階段を上り切って少し重いドアを開けると、青い空が広がっていた。


狭い屋上だけど…


ドアを開けた瞬間は、開放感に包まれる。


あたしは、この瞬間が好き。


ジリジリと肌を照り付ける太陽の光に目を細めながら、ゆっくりと空を見上げた。


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