Cotton Candy【ベリカ限定】
「ねぇ、そのクラブってどこにあるの?」


「駅前だよ!ここから5分くらいかな♪」


美奈子の質問に、加世は満面に笑みを浮かべながら答えた。


相変わらずテンションの高い二人は、街中にも拘わらず甲高い声で話していて…


時折、通行人がすれ違い様に、欝陶しそうな表情であたし達を見ていた。


あたしはそんな通行人の視線から逃れるように、空を見上げた。


少しだけ薄暗くなった空には、細い三日月が浮かんでいた。


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