Cotton Candy【ベリカ限定】
だけど、あたしは二人の事を知らない。


もしかしたら、雅と一緒にいる所を見掛けた事くらいはあるのかもしれないけど…


そんな事を覚えている程、あたしの記憶力は良くない。


早くも二人と仲良くなっている美奈子と加世を横目に、あたしはため息を漏らした。


「姫華!」


「何?」


不意に雅に呼ばれて顔を上げると、彼はニッコリと笑った。


「左が渡辺で、右が立川な」


それから、あたしの心を見透かすように言った。


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