Cotton Candy【ベリカ限定】
小1時間くらい屋台を見て廻った後、人の少ない境内の裏側に行って石段に座った。


「つっかれたぁ〜!」


石段に座るなり、美奈子がため息混じりに言った。


「あたしも……。人混みって暑くない?」


あたしは頷いて、手で顔を軽く扇いだ。


「確かに……」


加世は頷きながら、レモンシロップたっぷりのカキ氷を、ゆっくりと口に運んだ。


あたし達はしばらくの間、境内の裏の石段で他愛のない話をしていた。


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