Cotton Candy【ベリカ限定】
2時間くらいお祭りを満喫したあたし達は、人混みから離れる為に境内の裏に行った。


だけど、そこには休憩している人がたくさんいて、座る場所が無かった。


「人、多いね……」


「ん〜……」


あたしが言うと、雅は少しだけ考えるような表情で神社を囲む木々に目を遣りながら、口を開いた。


「肝試しでもするか?」


「嫌だよ……」


嫌々答えると、雅は満面に悪戯な笑みを浮かべた後、あたしの手を引いて歩き出した。


< 255 / 575 >

この作品をシェア

pagetop