Cotton Candy【ベリカ限定】
「やめて……」


呟くように言うと、立ち上がった二人はあたしを見た。


「何で!?許せないじゃん!」


「そうだよ!」


加世と美奈子は、強く言った。


「イイから……」


あたしは小さく言って、力無く首を横に振った。


「でもっ……!」


「自分で何とかするから……」


加世の言葉を遮って、無理矢理作った笑顔を見せた。


二人はあたしの気持ちを察したのか、静かに座った。


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