Cotton Candy【ベリカ限定】
そんなあたしを見て、雅が不服そうな表情を見せた。


「今日は、ゆっくりしていかねぇの?」


「うん……。用事あるから……」


用事なんて無い。


ただ、雅と一緒にいるとあたしの中の虚しさが少しずつ浮き彫りになっていくみたいで、辛かったんだ…。


あたしは彼の真っ直ぐな視線から逃れたくて、机の上に視線を遣った。


その時…


あれ……?


さっき見た時は気付かなかった封筒が、あたしの視界に飛び込んで来た。


< 315 / 575 >

この作品をシェア

pagetop