Cotton Candy【ベリカ限定】
蝉の鳴き声は、確実に弱々しくなっているのに…


太陽の陽射しは、真夏を思い出させるくらいに強くて暑い。


歩く度に少しずつ汗ばんでいく体に不快感を覚えたけど、雅に会いたい一心で足早に歩き続けた。


この角を曲がったら、雅に会える……


あたしは更に歩くペースを上げ、角を曲がった。


その瞬間、雅の家が見えた。


そして同時に、門扉に軽くもたれながら立っている彼の姿が、あたしの視界に飛び込んで来た。


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