Cotton Candy【ベリカ限定】
「あ、ごめんなさい……」


あたしは小さく謝り、その女の子の手を借りて立ち上がった。


優しそうな雰囲気の彼女は、ニッコリと微笑んで首を横に振った。


「怪我はない?」


女の子は大きな瞳であたしを見つめながら、優しく訊いた。


あたしは、小さく頷いた。


「良かった」


あたしよりも少しだけ小柄な女の子は、ふわふわのショートカットの髪を耳に掛けながら笑顔を見せた。


その仕種が、すごく可愛らしかった。


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