Cotton Candy【ベリカ限定】
「ほらっ!!行くよ!」


「早く!」


美奈子と加世はそう言って、あたしの手を引っ張って走り出した。


「何で……?」


二人に腕を引かれながら、震える声で訊いた。


「姫華に、絶対後悔して欲しくないからだよ!」


「うちら、姫華の事応援するって言ったじゃん!」


振り返った美奈子と加世は、真剣な表情で答えた。


言葉に詰まって、ただただ涙が溢れる。


あたしは、二人に手を引かれながら必死に走った。


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