Cotton Candy【ベリカ限定】
黙っていたあたしに、雅は話を続けた。


「紫陽花って、何か姫華と似てるよな……」


「どこが?」


“無情”とか“冷たい”とか…


雅は、そんな言葉があたしに似ているって言いたいのかもしれない。


紫陽花は好きなのに、素直に喜べなかった。


「ん〜……。何となく……」


「意味わかんない……。どうせ、『姫華は冷たい』とか言いたいだけなんでしょ?」


不機嫌なあたしに、雅が柔らかい笑顔を見せた。


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