ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「……って、一之瀬さん。
昨日会ったばかりじゃないですか。
えー、まぁ、はい。
元気ですよ。
……って、そんなこと、どうでもよくて!!」
プールサイドに立ったまま、あたしの肩にジャケットを羽織らせたままだから……。
気になる……とかじゃなくて。
「あー、もぉ!!
ウザすぎ!!
切りますよ!!」
五十嵐くんの表情が……。
五十嵐くんの口調が……。
「あ、そうか。
まだ用件言ってない……って!!
誰のせいだと思ってるんですか?」
昨日会ったばかりじゃないですか。
えー、まぁ、はい。
元気ですよ。
……って、そんなこと、どうでもよくて!!」
プールサイドに立ったまま、あたしの肩にジャケットを羽織らせたままだから……。
気になる……とかじゃなくて。
「あー、もぉ!!
ウザすぎ!!
切りますよ!!」
五十嵐くんの表情が……。
五十嵐くんの口調が……。
「あ、そうか。
まだ用件言ってない……って!!
誰のせいだと思ってるんですか?」