天然王子とツッコミ姫☆



「…いや、……ごめん………」


とりあえず、バクバク鳴る心臓をおさえて深呼吸。


あー、ビビった……と思ったところど、さっきまでの緊張が吹き飛んでいる事に気が付いた。


かわりになんだか、悩んでるのがバカらしくなって。



「……あー、もういいやっ」


「へ?なにが……ってぅお!?」



横に立っていた翔太の腕を引っ張って、一緒にベッドの上へ倒れこんだ。



< 240 / 275 >

この作品をシェア

pagetop