おかしな君と。
あれ…





なんで伊織くんがまだいるんだろう?





いつもすぐに帰る人なのに。







しかもあたしの席に座ってるとゆう。












後ろから伊織くんを覗きこんで あたしは言葉を失った。











『あー、 ごめん。 これ俺の従兄弟が勤めてる会社のカタログっぽかったから見てた。 男モンもあるんだなー てゆうか俺が見るのはキモいよな…』







「え、 いやいや全然そんなことないよっ あはははは」



見てないよなあのページ?
頼むよまじで…







「じゃああたし帰るからっ!おつかれー」



そう言ってあたしは荷物と 伊織くんの手にあるカタログを取ろうとしたのだが












『ねぇ佐藤さん?』



















「はい…?」












『コレ佐藤さんでしょ?』

















あはは





ははははは………
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