おかしな君と。
あっけなくバレたけれど

伊織くんはやっぱり性格が良い。





ちなみに 伊織くんってのはあたしが勝手に呼んでるだけで



普段は中山くんって呼ぶんだ。











『だけどさぁ、佐藤さん。 俺がタダで黙ってると思う?』










「え?」











こんな綺麗な身体見たら興奮しちゃったんだけど。










そう言って君は

















あたしにキスをした。

















チュッ。












え?




目をパチパチさせてびっくりするあたしの頬をつかんで伊織くんはまた
キスをする。













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