雨上がりエンドロール*



「一人が怖いだけ。」



朱利の胸の鼓動は鳴らないけど
朱利の冷たい手が私を心配させる。



「朱利…一人じゃないから。」


そう告げると私の手を取って
繋いでくれた。



今日の朱利はなんだかおかしい。
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