いつか、眠りにつく日
「お前、新人だろ?」

「はい・・・」
恥ずかしそうに男は頭をかいてうなずいた。

「新人が子供の案内なんて、ツイてないな」

「そうなんすよ。まず死んだってことを理解してくれなくってですねぇ。もう未練解消どころの話じゃないですよ」
と、うらめしそうな顔でベッドを見る。

 短く刈り上げた黒髪に黒い瞳。クロと同じように彼も人間の姿に合わせているのだろう。

___カクガリ

 ひそかに心の中で男をそう呼ぶことに私は決めた。

「先輩、あれなら僕と担当替わってもらえませんか?この子なら素直そうだし担当できそうですし」
チラッと私を横目で見てくる。

「調子にのるなよ。俺は同時に数人の担当を持ってるんだぞ。ひとりで手一杯のお前にできるわけないだろうが」
バッサリと切り捨てる。




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