大好きです、先輩!!






矢神先輩はそそくさと屋上からいなくなって、屋上にはあたしと航汰先輩の二人だけになった。











沈黙が流れる。







あたしの心臓の音が航汰先輩にまで聞こえてるんじゃないかって心配だった。












「舞奈ちゃん……」









だから航汰先輩がいきなり話し始めた時、思わずビクッてなった。









< 93 / 112 >

この作品をシェア

pagetop