海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
月・水にピアノのレッスンが入ってる卓磨君の為に、練習は月曜と水曜以外と決めていた私達。
だけど今日は……冬柴君と茶竹君を通じて、こう言われた。
『卓磨が……“ムリして出る事無いから、全部白紙にしよう”―――だって』
『桐生、本当にこのままでいいのか?このままだったら卓磨……1人で音楽祭出ちまうぞ』
コレを聞いた時、涙腺崩壊を防ぐ為に私は、スカートをシワが出来るまで握りしめた。
どうやら哲兄にも連絡は行った様で、何があったんだと呼び出され、アイと小梅と一緒に黒木屋家にやって来た――――…というワケ。
だけど今日は……冬柴君と茶竹君を通じて、こう言われた。
『卓磨が……“ムリして出る事無いから、全部白紙にしよう”―――だって』
『桐生、本当にこのままでいいのか?このままだったら卓磨……1人で音楽祭出ちまうぞ』
コレを聞いた時、涙腺崩壊を防ぐ為に私は、スカートをシワが出来るまで握りしめた。
どうやら哲兄にも連絡は行った様で、何があったんだと呼び出され、アイと小梅と一緒に黒木屋家にやって来た――――…というワケ。