海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
「あ……理科室行こう」


「分かった」


HRが始まる前に話をしないといけないので、急ぎ気味に教室を出る。


フッと後ろを振り返ると………冬柴君と茶竹君が口パクで『『ファイト』』と言っていてくれていた。


アイと小梅も、仲良くガッツポーズ中。


4人の応援に、緊張で張りつめていた心が、ちょっとだけ緩んだのが分かった。


「理科室鍵開いてるかな……?」


とりあえず理科室まで来ると、鍵が開いてて一安心。


私と卓磨君はなるべく物音をたてない様に、中に入った。


「ウワ…暑……」


まぁ…今まで閉め切ってたしね。
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