海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
上の制服を握りしめ、懸命に伝えた。
しかし卓磨君は何も読み取れない目で、ジッとこっちを見てるだけ。
私は勇気を振り絞って、言葉を続けた。
「お願い…“卓磨君”」
人前じゃあ前の“桜土君”のまま通していた私が名前で呼んだ為、男子3人は驚いた顔。
「………」
「卓磨…行ってこいよ」
「ホラ……」
冬柴君と茶竹君に促され、卓磨君は腰を上げてくれた。
良、良かった……ひとまず第一難関突破だ………
「―――どこ行くの?」
卓磨君が少しだけ目を合わせて聞いてくれただけで、凄い嬉しかった。
しかし卓磨君は何も読み取れない目で、ジッとこっちを見てるだけ。
私は勇気を振り絞って、言葉を続けた。
「お願い…“卓磨君”」
人前じゃあ前の“桜土君”のまま通していた私が名前で呼んだ為、男子3人は驚いた顔。
「………」
「卓磨…行ってこいよ」
「ホラ……」
冬柴君と茶竹君に促され、卓磨君は腰を上げてくれた。
良、良かった……ひとまず第一難関突破だ………
「―――どこ行くの?」
卓磨君が少しだけ目を合わせて聞いてくれただけで、凄い嬉しかった。