海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
「か、かなり身勝手な言動しちゃって怒らせて…こちらこそごめんなさい!また私頑張るから、一緒に音楽祭出させて下さい!!」


先程の卓磨君と同じ位……イヤそれ以上に深く頭を下げ、頼んだ。


怖い…受け入れて貰えなかったらどうしよう……


だけどもう逃げないから…お願い卓磨君!!


ギュッと目を瞑った瞬間、卓磨君に顔を上げさせられる。


キョトンとしていると、フンワリ抱きしめられた。


「卓っ!?//////」


「また……一緒に頑張ろう?海」


――――神様。


私は自分に都合のいい夢を見てるのでしょうか?
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