海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
初めて聞いたまるで人魚の様な美しい歌声に魅了され、海と一緒にいる様になって、その内気がついた。


オレはいつの間にか歌声だけじゃ無い………“桐生 海”自身に魅了されていたんだ。


「黒木屋先生にブッ飛ばされそう……」


遠い目をするオレに、海がクスリと笑う。


「大丈夫だよ卓磨君なら。それともやっぱり私じゃダメかなぁ………?」


「なワケ無いじゃん。超好きなのに」


「ホェッ!?//////」


花のオレに充分な水の君。


なぁ海………


これからもずっと2人で


2人だけの“音楽”を奏でて行こう……な?









――――END――――
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