海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
♪2nd Harmony♪

☆初めての合わせ☆ 《Side -Umi-》

今日は休日……朝から晴れていつまでも寝れそうな日。


だけど午前10時30分、私の部屋にはアイと小梅の2人がいた。


「えっ!?放課後時々教室で歌ってるの、桜土君にバレたの!?」


飲んでた紅茶を吹き出しかけ、どうにか思い留まったアイ。


「うん…忘れ物取りに来たらしくて、偶然聴かれちゃって……」


頬を赤くしながら言うと、小梅が身を乗り出した。


「そ、それで桜土君とはどうなったんですか!?」


「ナイス小梅!海、本当にどうなったの!?」


……アイがはしゃぐの分かるけど…


まさか小梅まで興味津々になるとは。
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