明日目が覚めたら
「姫さまお目覚めですか?」


と、サンドラ。


「大丈夫か?」


と、ランス


「私、、うっく…痛い…」


「当たり前だ、あの崖から落ちて無事なわけがない。

 生きているのが奇跡だ。」


その声を見上げて、


「え?アレク?なんでここに居るの?」


「バカ、崖をよじ登って途中に引っかかったお前を担いで

 降りたのは俺だ。ずり落ちた時は一緒に死ぬかと思った。」


「夢かと思ってたけど、、

 あれ夢じゃなかったの?」


「告白か?」

////

「忘れて!アレク。」

「それは無理だな。17年待ってやっともらえた言葉だ。」

「え?」
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