冷血ボーイ




「俺がお前らの質問に何で答える必要があんだよ」


「…っ!」




何も言えない、というような女子たちに玲央くんは容赦ない。




「彼女だろうと彼女じゃなかろうと、俺が誰といようと俺の勝手」



「冷血ボ…「うるせぇな。今度話しかけたら縛って窓から捨てる」




シーンとした空気が流れ、辺りも騒然となった。




「い…っ行こっ!」



悔しそうに玲央くんの元を離れて行った。



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