冷血ボーイ




あ〜〜〜っっ!!

玲央くんだったんだ、そうなんだ…。

よかったぁ…。




あたしは玲央くんの存在を

確かめるように、

ぎゅっと強く抱きついた。




のに!!




「え、なに?どうした?」




それなのに、玲央くんは

自分からあたしを離して

あたしの顔を覗き込んだ。




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