冷血ボーイ




ポニーテールにしても

背中の真ん中あたりまで伸びる

あたしの髪の毛。



「今からキスするのに邪魔だったから」



ニッコリ笑うと、

あたしがキスされる…っ

なんて思う暇無く、キスされた。



「まっ…」


「黙ろっか」



これまた吐息がかかる距離で

ニヤリと笑いながら言った玲央くん。



絶対、絶対…楽しんでるしょ!!



あたしはの顔はかぁぁっと

熱くなった。



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