fragile

それにしても…
すごくかっこいい人だった。

身長は高く、彫りが深めで整った顔立ち。

そんなことを思いながら待ち合わせの場所向かった。

女子の集団が見え、ミキの姿も見えた。
「お待たせー」
と近づいた。
でも…
「………」
なぜか、シーンと静まった。

「どした…?」
と尋ねたら、ミキが
「まさかその声は…莉沙!?」
「そうだけど…?」
と答えると一斉にざわつき始めた。
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