†黒ウサギの仕事†Ⅱ
「ぼ…僕、学校のクラスの人全員を殺して欲しいんです…」
「何人くらいいるんですか?」
「僕をいれて30人です…」
雷がニヤリと笑った。
「じゃあ、29名を処分すれば良いのですね?」
春樹様は静かに頷いた。
「どうして殺してほしいなんて?」
雷が春樹様にそう訊ねた。
「雷。失礼じゃないか」
僕は注意した。どんなに幼い子供でも、お金を出してくれるなら引き受けなきゃいけない。それが僕達、殺し屋の仕事なのだから。