~校内恋愛禁止ですっ!!~
ピンポンパンポーン
会話を遮るかのようにで放送の音が響いた。
『須藤先生至急、理事長室まで来て下さい』
そしてそのままブツッと音が途切れる。
「めぐ、あなた悪いことでもした?」
「何もしてないけど……」
「ふぅん、まぁ行ってきなよ」
「うん。そうする」
また後でとあけみに言って、私は席を立った。
理事長室に足を進めながら、私は呼び出された原因を考えた。
しかしとくにこれといったものは思いつかなかった。
とりあえず、行けばわかるよね。
私は早歩きで目的地まで向かった。
そして冒頭部分へ至る。