チョコレートトラップ
学校の図書館とは

思えないほどたくさんの

蔵書を抱えている。


私たちが手に撮りやすい

ライトノベルも、

何十年前の古ぼけた

事典のようなものまで

何でも揃ってる。


取り合えず読みやすそうな

小説を1冊手に取ると、

凛と隣り合わせに

窓際の席へ座った。


ここでは私語厳禁。


取り合えず小説を読む

フリをしながら、

窓から校門周辺へ目を向け始める。


とそこに、隣から

1枚の紙切れがスルリと届いた。






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