チョコレートトラップ
「私、ウソタと……。
ううん。ウソタが
勝手にあり得ないことを……」
私の言葉を訊いた瞬間、
凛がウインナーを
運ぼうとしていた手をぴたりと
止めた。
そして少しの間の後、
とてつもなく大きな溜め息が
こぼれた。
「もしかして芹菜!
ウソタ、何かまた変なこと
言い出したの?」
凛の言葉にドクンと心臓が波打つ。
昨日、凛に伝えたかったこと。
それを今、ちゃんと
伝える時なのかもしれない。
ううん。ウソタが
勝手にあり得ないことを……」
私の言葉を訊いた瞬間、
凛がウインナーを
運ぼうとしていた手をぴたりと
止めた。
そして少しの間の後、
とてつもなく大きな溜め息が
こぼれた。
「もしかして芹菜!
ウソタ、何かまた変なこと
言い出したの?」
凛の言葉にドクンと心臓が波打つ。
昨日、凛に伝えたかったこと。
それを今、ちゃんと
伝える時なのかもしれない。