御曹司の秘書さんの日常◆
社長はぽかんと武と昴を交互に見つめた。
「そう・・なのか?」
「そうそう。俺は、レイナちゃんが嫌だったから
武に協力してもらってあきらめさせたわけ。
レイナちゃんしつこかったから。
俺が冷たくあしらってるのに、誘惑して来たりする女って無理だなー。
空気読めないし。あの子。」
そうだな。全裸で朝から誘惑するような令嬢だよなレイナ。
体だけはよかったよなーと
武はレイナの綺麗なボディラインを思い出す。
「そうか!じゃぁ、別の子を…」
「いい加減にしてくれよーー 兄貴だって
早々と結婚して、すぐに別れただろ?」
「あぁ。でもおかげで新規プロジェクトがうまくいったじゃないか。
結婚したおかげで。別れたおかげで。」
あっさり社長は言ってのける。
そういえばそうだった。
樹社長もたしか、結婚は20歳で一度していたっけ。
確か翌年には離婚。
その後また再婚するものの、また2年で破局。
現在バツ2の気ままな独身だ。