Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
ピンポーン
「ママ~」
恭介さん達が帰って来た。
「恭介さん、お邪魔してます」
「お母さん、お久しぶりです。泉さん無事出産おめでとうござい ます」
「ありがとうございます」
お母さんには丁寧なんだから。
「おばあちゃん、おじいちゃんは?」
陽菜がお母さんに抱き着いて
「お祖父ちゃんはもう仕事に行ったわ」
「なんだ、つまんないねぇ。ひなあいたかったのに」
陽菜はお祖父ちゃん、お祖母ちゃん大好きっ子。
「ママ、あかちゃんうまれたんだよね?」
涼が嬉しそうに
「うん。パパに聞いたんでしょ?」
陽菜も私に飛びついて
「あかちゃん、あかちゃん」
と嬉しそうに。
「うん、ふたごなんだよね?すごいな~ おとこのことおんなのこのふたごなんて」
「ふたご?」
陽菜がキョトンと。
フフフ…
陽菜には双子がなんなのかまだ分からないわよね。
「双子はね、えっと」
なんて言ったらいいのかしらね。
「赤ちゃんが二人生まれたの」
これでいいよね。
「あかちゃんがふたり?いずみおばちゃん、あかちゃんふたりもうんだの?しゅごいね」
「フフフ…」
「ククク…」
顔を上げると恭介さんとお母さんが笑っていた。
「ママ、あかちゃんにあいたい」
陽菜が手を引っ張って
「ね、ママ~」
あらあら。
「陽菜、これから保育園でしょ?昨日 言ったように保育園から帰ってから ね。涼も一緒にね」
「ひな、おにいちゃんといっしょにいこう。ね」
「おにいちゃん、うん」
「うん、ひなはいいこ」
「うん」
頭を撫でてもらってニコニコ笑顔で涼に抱き着いてる。
本当にお兄ちゃんが大好きなのね。