Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「いらっしゃいませ」


扉を開けると、香川さんの優しい笑顔が迎えてくれる。


「お久しぶりです、香川さん。いつも恭介さんがお世話になってます」


「いいえ、こちらこそ。だけど本当に久しぶりですね。お元気でしたか?」


「はい」


「コイツは無駄に元気だから」


「恭介さん」


もう!失礼しちゃうわ。


「ハハハ…元気なのはいいことです。涼君や陽菜ちゃんは?」


席に案内され


「今日は誠さんの所で留守番です」


「もう留守番出来るようになったんですね。子どもの成長はあっという間ですね。知らない間にこちらも年を取ってる」


「そうですね」


このお店の支配人である香川さんとバーテンダーの佐久間さんは恭介さんが大学生の頃からの知り合い。


だから家族ぐるみのお付き合い。


涼と陽菜のことも可愛がってくれている。


でも、こうしてお店に来た時はきちんと接客してくれる。


当たり前って言えばそれまでだけど、ちゃんと公私の区別をつけてるのがやはりプロだなと思う。



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