Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
保津川下りの乗船口に行って舟に乗り込み
たまたま一番前の席に座れて子ども達は大喜び。
「恭介さん、これ」
乗る時に渡されたビニール。
「たぶん水しぶきがかかるんだろうな」
やっぱり。
それを聞いた涼は
「わぁ~ゆうえんちみたい。たのしみ」
「たのしみだね」
陽菜、分かってるのかしら?
船頭さんが漕ぎ出し舟は動き出した。
初めはゆっくりと。
船頭さんが色々と説明してくれるのでよく分かる。
「わぁ~」
川幅の狭い場所を船頭さんは櫂を上手くさばいて通り抜ける。
岩に櫂を当てる所が決まってるようでそこだけ岩が磨り減ってる。
何十年の重みなんだな。
「あ、しゃっきのでんしゃだよ」
陽菜が上を見上げて手を振って。
トロッコ列車からも先ほど私達と同じように手を振ってくれる。
いいなぁ、なんだか。
「キャ~」
「わぁ~」
緩やかだった川の流れが一転して急に。
まるで遊園地の急流滑り。
確かにビニールがいるわ。
涼と陽菜は『キャ~キャ~』言いながら楽しんでいる。
フフッ
暑い夏にはピッタリね。