Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「涼はあの家を覚えてたのか?」
涼達が寝て私もちょっとお酒タイム。
「4歳近くまで住んでましたから。写真もあるし」
「そうだな」
「陽菜は私達三人がマンションで暮らして自分は住んでないのが寂しいらしいんです。なんか仲間外れにされたみたいに感じてるのかもしれませんね」
「本当に子どもはややこしいな」
「フフフ…そうですね」
恭介さんにスコッチのお代わりを渡して
「お前は」
「はい?」
「あのマンションのこと覚えてるか?」
私は梅酒の炭酸割り。
「フフフ…」
「ん?」
「初めてあのマンションに行った時はビックリしましたよ」
「なんで?」
「だって…まだ秘書になって間もない頃に社長が急遽出張になってマンショ ンのガレージに車を入れておけって言われて」
「そんなこともあったかな」
「私は忘れませんよ。ベンツなんて運転するのも乗るのも初めてでドキドキでしたし、マンションにきてあまりの高さにまたビックリしましたもん」
あの時は部屋には行かなかったから何階に住んでるなんて知らなかったけど。