Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



久しぶりに前に住んでいたマンションの前を通り


涼はあの頃を懐かしげに話し、それを聞いた陽菜はちょっと拗ねて。


涼と私と恭介さん三人だけが持ってる思い出に自分がいないことが寂しいみたい。


でも、陽菜


貴女はあのマンションで授かったのよ。


例え住んではいなくても確かに貴女はあのマンションにいたのよ。


それに陽菜


今はこのお家が私達四人にとって大事なお家。


この家で色んな思い出が出来て積み重なって、涼と陽菜が成長するのと同じようにこの家も成長してるんだよ。


ね、恭介さん


これからも色んな思い出をこの家で作りましょうね。


いつか涼と陽菜が巣立って私達二人になっても…


この家には思い出がいっぱい詰まってるから寂しくないよね。


それに…


私達はずっと一緒だもんね。


ね、恭介さん


二人になったらまた新婚時代に戻ろうね。




※Fin※


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