Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ママ、きょうねはなびがあがるんだって。ね、パパ」
「あぁ、カウントダウンで上げるらしい。ロビーにポスターが貼ってあった」
そういえばロッジにも貼ってあったわね。
「ぼくみたいな」
「ひなも!ひなもみたい」
陽菜、意味分かってるのかしら?
「う~ん、でもカウントダウンだから夜遅いよ。起きてられる?」
「ぼくはだいじょうぶだよ」
「ひなもだいじょうぶだよ」
また陽菜の『だいじょうぶだよ』が始まった。
でも陽菜は今日は昼寝をしてないから無理だと思うけど。
どうしようかしらね。
恭介さんを見ると
「花火が見たいなら今から寝ろ。花火が12時だから30分前に起こしてやるから」
「えっぇぇ~ぼくねむくないよ」
「ひなも」
膨れてるし。
「駄目だ!今寝ないなら花火は無し。どうする?」
恭介さんに言われると反論出来ないようで
「はい。ねます」
「ひなも」
言うことを聞くのよね。
ベッドのある部屋に行って
「おやすみなさい。ママおこしてよ」
「おこしてよ」
「はいはい。ちゃんと起こすから。おやすみなさい」