Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
お店を出て
「陽菜を迎えに行くまでまだ時間あるわね」
いつも仕事が終わってからのお迎えなので5時半過ぎです。
「いまなんじ?」
「4時半。涼、誕生日プレゼント買いに行こう」
「たんじょうびプレゼント?まだかってくれてなかったの?」
なんだか複雑な気分です。
「うん。今日が個人面談だから終わってから涼と映画に行こうかなってパパ に言ったら『誕生日プレゼントは涼の欲しい物を買ってやれ』って。あ、ただしあんまり高い物は駄目だけどね」
ママがウインク。
もう!
ママったら可愛い過ぎるよ。
ほら、あの男の人達ママを見てるし。
パパが見たら怒るよ。
今はパパいないから僕がママを守らないとね。
「何がいい?」
デパートに行って
「玩具?本?」
う~んと
「ラジコンヘリコプターがほしいな」
悠ちゃんも1月の誕生日に買ってもらったの。
一緒に飛ばせたら楽しいと思うんだ。
「ラジコンヘリコプターか。うん分かった。見に行こう」
わぁ~やった!
玩具売り場に行って
えっと…どこかな?
ウロウロキョロキョロ
あっ!
「あった。ママ」
ママの手を引っ張って
「これだよ」
そこにはラジコンカーや船やヘリコプターが。
ママが見てます。
高いのかな?
駄目かな?
「うん。何色がいいの?」
ほっ! 大丈夫でした。
えっと悠ちゃんが黒だから
「このあおいのがいい」
僕は青色が好きなんだ。
「じゃあこれね」
ママが箱を手に取ってレジへ。
「プレゼント用に」
って言ってくれたので青いリボンを掛けてくれました。
僕のだけどやっぱりリボンが掛けてあったらプレゼントって気がして嬉しいです。