Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



ご飯が済んで、いよいよ


「ママ~みていい?」


「いいわよ」


リビングにみんな集まって


ママがイチゴを持って来てくれました。


お兄ちゃんとパパはイチゴを食べてるけど陽菜は先に袋を開けて


「わ、わぁ~」


「なにがはいってるの?」


お兄ちゃんが覗き込んでます。


「リリーのたからものボックシュだよ。このなかにリリーがけいたいやゆびわやペンダント…わぁ~」


宝物箱を開けたらリリーの指輪とペンダントが入ってました。


「陽菜、よかったわね。いいものが当たって」


「うん」


本当に嬉しいです。


「パパ」


「ん?」


「ほんとにありがと。パパがおたんじょうびプレジェントにリリーのチケットくれたからあたったんだよ」


チュッ!


パパにキス。


「ん。陽菜が気に入ってくれたならそれでいい」


「陽菜、大切にするのよ。あ、これが写真よ」


ママがもう一つ袋を。


開けると


「わぁ~い」


陽菜とリリーと仲間達の写真と色紙に 『ひなちゃんへ』って書いてリリーのサインが。


「いい写真だな」


「リリーととれてよかったね」


「うん」


この写真と色紙も陽菜の宝物。


「さ、陽菜お風呂に入るわよ。宝物箱と写真と色紙をお部屋に片付けて来なさいね」


「うん」

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