Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「パパ、いっぱいあるね」
涼がアクセスしたレシピ集には色んなハンバーグが掲載されていた。
「どれにしたらいいのかな?」
マウスを動かしながら考えている。
「涼、パパと涼の二人が作るんだから一番基本のシンプルなハンバーグを探せ」
そんなレストランみたいなハンバーグなんて絶対に無理だ。
「うん。…あ、パパこれは?」
「ん、それでいい」
一番基本のハンバーグが写し出されていた。
「じゃあこれ印刷するね」
「ん」
涼がマウスを操作しながら印刷して。
「はい、出来たよ」
「サンキュー」
はぁ~
これを作らなきゃならないのか。
なんかやる前から疲れてきた。
「涼、コーヒー淹れてくれ」