Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「恭介さん、涼、晩御飯どうします? 陽菜が何処か食べに行きたいって」
「うん」
「いや今日は家で食う。な、涼」
「うん」
「えぇぇ~ひな、おみせにたべにいきたい」
きっと家に帰る車の中でそんな話しが出たんだろう。
もしかしたら夕べ俺と涼が外へ食いに行ったのを聞いたのかもしれないし。
「あのね、今日は母の日でしょ?だからパパと僕で晩御飯作ったの」
「えっ?おにいちゃんとパパで?」
「恭介さん、涼…」
「だから家で食べようよ。ね、陽菜」
「うん。ひな、パパとおにいちゃんのつくったばんごはんたべる。なにつくったの?」
「それは後のお楽しみ。ね、パパ」
「あぁ」
「だから用意するからママと陽菜は先 お風呂にどうぞ。沸かしてあるから」
「そんな…ママは恭介さんと涼の後からで」
「志織、今日は母の日だ。入ってこい。陽菜、ママと風呂に」
「うん、わかった」
俺から降りて志織の手を引き
「ママはやく」
「陽菜」